支援のお願い
社会問題の一つとして取り上げられる「不登校問題」
2020年現在、全国には196,127人の不登校がいるとされていて、
その数は年々増加傾向にあります。（前年度：181,272人）
また、不登校には該当しないが *不登校傾向の子どもがその3倍いるとされており、
学校以外の学びの場の重要性が高まっているのが現状です。
※日本財団「不登校傾向にある子どもの実態調査」より
小・中学校における長期欠席者のうち、不登校児童生徒数は196,127人（前年度181,272人）であり、児童生徒1,000人あたりの不登校児童生徒数は20.5人（前年度18.8人）。不登校児童生徒数は8年連続で増加し、過去最多となっている。
*文科省資料『令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果概要』より
そんな状況を受け、先進的に取り組んでおられた支援団体の方達からの声により、
国としても
「不登校は誰にでも起こりうることであり問題行動ではない」
「休息の必要性」
「多様な学びの必要性」
があるとの認識から、
2017年2月に「教育機会確保法」という法律が施行されました。
私たちは2013年の立ち上げから野外活動を通して、
「子どもの健全育成」と日々向き合ってきました。
そして、そこで出会い関わった子どもたちからの悩みや今の社会情勢を受け、
「不登校」に対しても自分たちにできることがあるのではと考え始め、
2020年4月よりデモクラティックスクールTOIROをスタートしました。
全国的に多様な学びの場の重要性が唱えれるようになったものの、
現時点ではフリースクール等への行政からの金銭的支援はありません。
TOIROも同様に金銭的支援を受けておりません。
そのため、家賃や光熱費、施設維持に関する修繕費、最低限必要な人件費、
子どもたちの活動に関わる活動予算などの必要な経費を、
全て学費から捻出することを考えていましたが、
現在は実現できていません。
現状としては、
法人全体の予算を一部使ったり、
人件費に関しては、
総務省がおこなっている「地域おこし協力隊」の制度を利用したりしながら、
TOIROの運営をおこなっています。
また2022年3月には、
子どもたちが中心となって開催したイベント“IROOTs”にて、
自分たちの活動予算を、自分たちの力で増やす活動も行いました。
今後も子どもたちの学びの場として運営を安定させ、
持続可能なものにするためにはこういった私たちの取り組みだけではなく、
皆様のお力添えもいただければと思っております。
主な支援としまして、
などを必要としています。
TOIROの理念に賛同し、支援してくださる方がおられましたら、
ご支援よろしくお願いします。
関わる大人募集します
TOIROでは多様な学びを実現するために、
子どもたちには様々な生き方を知り、触れてほしいと考えています。
そのことを実現するために現時点での最善の方法は
「関わる大人の多様化」だと考えました。
それぞれの人生を歩み、
そのなかで得た知識や学び、能力は人それぞれ異なります。
そんな自分だけが持つ経験を子どもたちに伝え、
私たちの想いに賛同してくれる方を募集しています。
子どもたちと一緒にどういった人に来てほしいかを話し合いました。
（以下は子どもたちからの素直な意見です）
・プログラミングが得意
・ゲームを一緒にやってくれる（マイクラ、スプラトゥーンなど）
・運動神経がいい
・絵が上手
・20代
・価値観を押し付けない
・対等にかつ、平等に接してくれる
・それぞれにあったコミュニケーションの取り方をしてくれる
・話や悩みを聞いてくれる
・やりたいことに一緒になって取り組んでくれる
・TOIROの方針や想いに賛同してくれる
TOIROでは運営費のすべてを学費でまかなっており、
現段階で潤沢な予算があるわけではなく、
報酬や交通費等の支給はできませんが
・子どもたちと楽しい時間が過ごせる
・新たな学びや気づきを得ることができる
・自分の経験や能力を発揮しながら好きなことに取り組める
・誰かと一緒になって新しいことに挑戦できる
といったことが可能な環境です。
来ていただく頻度は定期・不定期問いません。
時間の空いている時に来て、
子どもたちのやりたいことに一緒になって取り組む、
時には自分の好きなことをして、
子どもたちに新たな刺激を与えてくれる、
そんな方を必要としています。
あなたの得意や経験が発揮でき、
子どもたちと共に学び、成長していける、
そんな環境の中で、
一緒に活動してみませんか？
ご質問やお問い合わせなどお気軽にご連絡ください。
お力添えお待ちしております！
様々な生き方が肯定される世の中になりますように。
